コンテナハウスの活用事例
コンテナハウスを活用した個性的な宿泊施設を特集
弊社が手掛けた事例を紹介
コンテナハウスはグランピングリゾート施設として最適!
ホテル並みに快適な客室に滞在しながらアウトドアを楽しむ新しいキャンプスタイル「グランピング」が全世界で注目を集めています。グランピング施設の形態としてはテントやコテージなどが一般的ですが、実はコンテナハウスとグランピングリゾートの相性は最高です。弊社がこれまで手掛けたコンテナリゾートの事例をご紹介します。
グランピング施設にコンテナハウスを活用するメリット
「グランピング」という言葉をご存知でしょうか。これは優雅さを表すグラマラス(glamorous)とキャンピング(camping)を組み合わせた造語で、現在、全世界で注目を集めているアウトドアのスタイルです。アウトドアの際に自分でテントを張ったりするのではなく、自然の中でホテル並みに快適な客室に滞在しながら贅沢な時間を過ごす、このような新しいキャンプスタイルをグランピングと呼びます。
グランピング施設の形態としては高級テント、ツリーハウス、コテージなど様々なバリエーションがありますが、最近注目を集めているのがコンテナハウスです。コンテナと聞くと強度や耐久性など機能面でのメリットばかりを連想しがちですが、最近のコンテナハウスはデザインにもこだわっています。おしゃれでありながら自然と調和したデザイン、加えて隠れ家のようなワクワク感と非日常を感じさせるコンテナハウスはグランピングリゾートに最適です。
宿泊施設のオーナー様にとってもコンテナハウスには経済的なメリットがあります。コンテナハウスは工場で内装を含めてある程度つくりこんだ上で現地に運送できるため、建築期間を短縮し早期の開業を可能にします。また、立地が原因で集客が思わしくない場合にはコンテナハウスごと移転や移設ができるためリスクヘッジにもなります。
以下では私たちがこれまで手掛けたコンテナリゾートの事例をご紹介します。
石垣島のリゾートホテル『ぱいぬ島リゾート』
部屋の内装はモダンです。コンテナハウスでは通常の建築物と同様に、板張り・フローリング・タイル・パネル・クロス・塗装などを組み合わせて好みの内装デザインを実現できます。ちなみに、各部屋に設けられたウッドデッキではバーベキューを楽しむことができます。
受付やカフェなど、コテージに付随する施設もコンテナハウスで作られています。建物ごとに色をカラフルに使い分けているため全体が単調にならず、リゾート施設にふさわしい期待感のある雰囲気を醸成しています。
コテージに隣接するカフェではコンテナを斜め置きにすることでインパクトのある外観と開放的な内部スペースを同時に実現しています。構造計算をきちんと行いながら設計・施工しているため、強度や耐久性に問題はありません。
カフェではカクテルやデザート、料理を楽しむことができます。沖縄独特の食材を取り入れたヘルシー&美味しいオリジナルメニューが人気。宿泊客以外もOKです。
グランピングファーム『なめがたファーマーズヴィレッジ』
茨城県行方市にある「なめがたファーマーズヴィレッジ」は、グランピングと農業を組み合わせた「グランピングファーム」という新しいコンセプトにもとづく体験型農業テーマパークです。自然環境の中でホテル並みに快適なキャンプを体験できると同時に、一年にわたり様々な野菜・フルーツを収穫し、その場で味わうことができます。
コテージにはコンテナハウスを活用していますが、自然や農業といったヴィレッジのコンセプトと整合的なデザインを心掛けています。ウッドデッキやウッドパネルを利用することで、周辺環境と調和する外観を実現しました。
内装にもこだわっており、リラックスしてくつろげるコンテナにいながら、自然との一体感を感じることができます。冷暖房、Wifi、冷蔵庫なども完備しているため、利用者はホテル並みに快適なキャンプ体験ができます。
コテージの前に広がる畑の野菜は取り放題です。べーべキューで焼いても、そのまま生でも。採れたての野菜の美味しさを体験できます。
大自然の中に突如現れるデザイナーズハウス『TOWA ピュアコテージ』
那須高原の大自然の中にある『TOWA ピュアコテージ』は、赤・青・黄のコンテナを大胆に配置したデザイナーズハウスです。コンテナを縦横に組み合わせた遊び心のある外観が特徴的です。
外観とは対照的に、内装は落ち着いたモダンな雰囲気に仕上がっています。70 平方メートル以上の広い客室には天然温泉(那須高湯温泉混合泉)、キッチン、プロジェクターが完備されています。