コンテナハウスの活用事例

コンテナハウスを活用した店舗・ショップを特集

弊社が手掛けた事例を紹介

コンテナのメタル感を生かした店舗

コンテナハウスのデザイン上の強みはコンテナならではの質感と圧倒的な存在感。箱型のシンプルな形状、鋼製波板のゴツゴツとした外壁、そして全体のメタル感が醸し出す迫力と重厚感は通常の建築物ではなかなか表現できません。今回は私たちが手掛けたコンテナハウスの店舗をご紹介します。

コンテナハウスの重厚感が引き立たせるショップのコンセプト

店舗のコンセプトは、お店がお客様に提供する価値の表現であり、お客様がお店を選ぶ際の重要な指標。明確で分かりやすいコンセプトがあるからこそ、お客様は安心してそのお店を利用できます。お店のコンセプトと店舗デザインがマッチすると、お客様にとって入りやすく、居心地の良い空間になります。

コンテナハウスを店舗として活用する場合、デザイン上の強みはコンテナならではの質感と存在感。シンプルで洗練された形状、全体のメタル感が生み出す迫力と重厚感は通常の建築物ではなかなか表現できません。このような特徴を持つコンテナハウスですが、どのようなコンセプトのショップと相性が良いのでしょうか。今回は、私たちが手掛けたコンテナハウスの店舗・ショップをご紹介します。

カジュアルショップ『WILD WEST DAYS』

WILD WEST DAYS(ワイルドウエストデイズ)は日本では入手困難なアメリカのファッションアイテムや雑貨を扱ったショップ。店舗には合計 12 台のコンテナ(40フィート×2、20フィート×8、20フィート縦使い×2)を活用しています。

店内には海外から買い付けた輸入雑貨やオリジナルステッカー、メンズのストリート服などが多数並びカジュアルな雰囲気。コンテナハウスのガレージ感と店舗のコンセプトが上手く調和しています。

建物は 2 階建て。2 階正面に大きな窓をはめ込むことで全体的に開放感が生まれています。コンテナハウスでは建築専用コンテナを利用するため、コンテナを積み重ねたり壁に開口部を設けても、柱と梁で建物の重さをきちんと支えられる構造になっています。建築基準法も問題なくパスします。

家具や雑貨、DIYパーツを販売『COBA INDUSTRIAL WORKS』

2018 年 4 月、福岡県西区今宿にオープンした『COBA INDUSTRIAL WORKS』は家具や雑貨 DIY 用のウッド・アイアンパーツを販売するおしゃれなショップ。リメイクされた足場板と手作りの金物を組み合わせた家具や雑貨のデザイン・制作も手掛けます。店舗には 40 フィートのハイキューブコンテナを 8 台利用しており、正面部分は 2 階建てになっています。

店内は利便性の高さと見た目の美しさを掲げるインダストリアルデザインをイメージしたインテリア。ウッド&アイアンの組み合わせがおしゃれです。吹き抜けになっている店内は明るく開放的です。

店内には工房もあり、テーブルなどオリジナル家具の製作を依頼することもできます。お店は福岡前原道路下の国道202号線沿い(福岡方面へ向かう側)です。

セレクトショップ『Wordless Statement』

『Wordless Staetment Aoyama(ワードレスステイトメント青山)』は南青山にオープンしたセレクトショップ。フロアの中心にコンテナを配置し、アイテムやポップアップ、アートなどを展示しています。

revolution(革命)をキーワードに掲げる同ショップでは、厳選されたインポートブランドを揃えるとともに、感動や驚きを提供できる空間づくりを行っています。

ゴーカートツアーショップ『ISHIGAKI G0-KART』

2019年、沖縄県の石垣島にオープンした『Ishigaki G0-KART』はゴーカートツアーショップ。美しい石垣島をゴーカートで駆け抜ける、新感覚の爽快アクティビティー体験できます。

店舗とガレージには 20 フィートハイキューブコンテナ(1台)と、40 フィートハイキューブコンテナ(2台)を使用。美しい自然と青空をバックグラウンドに、白いコンテナが映えます。

オンライン買い物代行サービス『honestbee』

honestbee(オネストビー)は、2016 年と 2017 年の冬季限定で北海道のニセコに登場したオンライン買い物代行サービス拠点。会社の受付ということもあり、意匠性を重視した大きなガラス面が特徴的な店舗です。

冬の北海道ということもあり、断熱面が気になるところ。壁面には結露対策を兼ねて発泡ウレタンを利用。暖房設備を入れることで快適な環境を実現しています。