コンテナハウス施工事例

クラブハウス – 石巻市南浜マリーナ

掲載日 2024年9月7日

宮城県石巻市にある石巻市南浜マリーナの管理棟です。合計4台のコンテナハウスを接続しクラブハウスとして活用しています。

名称石巻市南浜マリーナ
業種クラブハウス（管理棟）
所在地宮城県石巻市南浜町1丁目143番1号
休業日毎週水曜日（水曜日が祝日の場合は、その翌日）・年末年始（12月28日～1月3日）
営業時間午前8時30分～午後5時
アクセス車：石巻河南インターから約20分
電車：JR石巻駅からタクシーで約10分、徒歩40分
WEB公式サイト

OUTLINE

コンテナハウスを利用したマリーナのクラブハウス

「石巻市南浜アリーナ」は宮城県石巻市の旧北上川の右岸側、石巻南浜津波復興祈念公園に隣接するマリーナです。プレジャーボートやヨットなどを陸上保管するための施設です。

マリーナ内にあるクラブハウスは建物としてコンテナハウスを活用しています。3台の40フィートハイキューブコンテナと1台の20フィートハイキューブを接続しており、約85平方ｍの規模です。

マリーナおよびクラブハウスの施設内容

マリーナは旧北上川の右岸側、石巻南浜津波復興祈念公園に隣接した場所にあります。管理棟であるクラブハウスと、船舶の修理工場に相当する作業棟、上下架クレーン、給電設備、給水設備、駐車場などを備えます。

陸上には130隻の小型船舶等が保管でき、水上には7メートル級24隻、10メートル級6隻の係留が可能です。また、施設内の駐車場には合計83台の車両を収容できます。

岸には25トンまでの船の上げ下ろしが可能な固定式クレーンを設置。船舶をつり上げて水面と陸上を行き来させるアーチ型の巨大クレーンです。クレーンの高さは約21メートルです。

クラブハウスは施設の利用窓口（利用申込・入出港手続き）となっている他、事務室、多目的室、トイレ、シャワー、更衣室などを備えています。

石巻市南浜アリーナが整備された背景

2011年3月11日に東日本大震災が起きた際、旧北上川をさかのぼった津波により河川に係留されている船が市街地に流れ込んだため、被害を大きくしました。この教訓から石巻市は、津波や高潮に対応した小型船舶等の陸上保管場所である「防災マリーナ」を計画。2015年から事業着手し、2021年に「石巻市南浜マリーナ」が開港しました。