テナント空間 – 北九州市小倉北区

北九州市小倉北区にて、20ftHCコンテナ2台を使用した2階建ての貸しテナントを施工。狭小地かつ防火地域という厳しい条件に対応し、ブラックを基調とした外観と木目調ステップを組み合わせた、視認性とデザイン性の高いコンテナハウスに仕上げました。

市街地の狭小地に建つ、2階建ての貸しテナント

北九州市小倉北区にて、貸しテナントとして利用する2階建てのコンテナハウスを施工しました。

今回使用したのは、20ftHC(ハイキューブ)コンテナ2台。限られた敷地を有効に活用するため、2台のコンテナを上下に配置し、コンパクトな2階建てのテナント空間を実現しています。

建設地は、市街地に位置する「狭小地」であることに加え、「防火地域」に指定されたエリアです。そのため、敷地条件だけでなく、建築に関する法規制や防火基準にも対応する必要がありました。

こうした厳しい条件をクリアしながら、コンテナならではの個性的なデザインを活かし、安全性とデザイン性を両立した貸しテナントが完成しました。

限られたスペースを有効活用したテナント空間

20ftコンテナを使用することで、間口や奥行きが限られる市街地の敷地にも建物をコンパクトに配置しています。

さらに、今回は2台のコンテナを横に並べるのではなく、上下に積み重ねることで2階建てとしました。建築面積を抑えながら、1階・2階の2層に利用可能なスペースを確保できることは、この建物の大きな特徴です。

貸しテナントという用途を考慮し、各階には大きな窓を設置。コンテナというと閉鎖的な空間をイメージすることもありますが、開口部を大きく取ることで、外から自然光を取り込みやすい空間としています。

店舗をはじめ、事務所やサービス拠点など、入居者のアイデアに応じてさまざまな使い方ができるシンプルなテナント空間です。

ブラックで統一した、存在感のある外観

外観は、コンテナ本来の形状を活かしながら、ブラックを基調としたシックなデザインに仕上げました。

波板状の外壁やコンテナのコーナーポストなど、一般的な建築物とは異なるコンテナ特有のディテールをあえて見せています。2台のコンテナを積み重ねた直線的なフォルムとブラックの外装が組み合わさることで、コンパクトながら重厚感のある外観となりました。

また、外壁のブラックに対し、入口部分には木目調のステップを採用しています。無機質になりやすい黒い鋼材に木の質感と明るい色を加えることで、建物全体に温かみをプラスしました。

白いエントランスドアや窓枠もブラックの外壁に対するアクセントとなっており、シンプルな色使いながら、それぞれの要素が際立つデザインです。

今回の建物は市街地の通りに面しており、周囲には住宅や中高層の建物が並んでいます。

そのなかで、ブラックのコンテナを2層に積み上げた外観はひときわ目を引きます。建物そのものに特徴があるため、大がかりな装飾を施さなくても、通行する人の目に留まりやすいテナントとなっています。

特に店舗として利用する場合、建物の外観はそのまま店舗のイメージにもつながります。コンテナの工業的な質感や個性的なフォルムを活かせることは、一般的なテナント建築とは異なる魅力です。

コンテナハウスで広がる土地活用の可能性

今回完成したのは、20ftHCコンテナ2台によるコンパクトな貸しテナントです。

ブラックを基調とした印象的な外観、大きな窓、木目調のエントランスを組み合わせることで、コンテナらしさを残しながら、街中のテナントとして利用しやすい建物に仕上がりました。

また、狭小地に2階建ての建物を計画した今回の事例は、コンテナハウスが郊外の広い土地だけでなく、市街地における土地活用の選択肢にもなり得ることを示しています。

遊休地や限られたスペースを店舗・オフィス・貸しテナントなどとして活用したい場合にも、敷地条件に合わせてコンテナを組み合わせることで、新しい土地活用の可能性が広がります。

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広さや間取り、デザイン、住み心地、強度や耐久性などについて解説

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